|
成田発10時25分→チューリッヒ着15時30分(時差7時間)12時間の空の旅。チューリッヒよりバスで約1時間弱のシャフハウゼンが一日目の宿泊地。サッカーユーロ2008開催の影響を受けて、宿泊地が遠くなったようです。でも普段日本人観光客が訪れない場所との事、得したような気分でした。街中を散策してみました。画像をクリックし拡大してご覧ください。 |
|
海外へ行く時は、殆どANAかJALでしたが、今回はANAとのコードシェア便のスイス国際航空でした。A340という機種も初めてです。窓側2列は3列の747と違い二人連れには気兼ねがいりませんね。しかし足元の部品が欠落して穴が開いていて内部が見えてビックリ。整備不十分? |
SSBのシャフハウゼン駅 |
駅構内 |
|
宿泊のホテルです。室内・浴室・洗面所も清潔で快適でした。時差の影響で翌朝は、3時頃目がさめました。 |
|
|
|
小さな町のようです。18時頃ホテルへ到着後、早速に街中を散策しました。暗くなるのが21時過ぎという事もあり、十分な時間でした。ドイツ国境に近いせいか、街並み・建物もドイツに似ていました。 |
|
|
|
|
街中は、サッカーユーロ2008の影響でしょう、参加国の国旗が場違いのように飾られていました。人口が少ない?静かな・落ち着いた雰囲気がありました。いちご(1パック5.5SF)の露店、おもちゃ店が並んでいました。 |
|
|
「ルツェルン」は、スイス建国4州のの一つとして歴史深く、ウイリアム・テルの伝説地としても有名です。旧市街の街並みは中世をしのぶようで、ロイス川沿いは散策するのに最適。小雨にあってしまいました。 画像をクリックし拡大してご覧ください。 |
|
ロイス川に架かる「カベル橋」。この屋根付橋は全長200m。1993年に一部焼失して再建したようだが、見た目には区別が出来ません。木造の橋としては世界最古との事。 |
|
|
|
|
ロイス川沿いにたたずむ「旧市庁舎を対岸から望む。
|
|
|
|
ロイス川に架かるもう一つの木造橋の「シェブロイヤー橋」です。水の流れも速く、引き込まれそうでした。 |
|
海外で街中を散策すると面白い物を発見する事があります。何故かレストランの前に展示されていた販売用?の「杖」ですが、呼び鈴、バックミラーが付いていました。値札は見当たりませんでしたね。 |
|
スイスは資源が無い国として紀元前から、出稼ぎが多かったようですが、その出稼ぎの一つとして他国へ傭兵に行ったようです。この「ライオン記念碑」は、アントワネットを守るために戦死した傭兵786名をライオンに見立てた慰霊碑との事。 |
|
「ベルン」はスイスの首都として政治の中枢を担っています。世界遺産にも登録されています。ルツェルンからバスで移動して昼食、散策をしました。 画像をクリックし拡大してご覧ください。 |
|
スイスは、政治と経済を担う都市が違うようです。一極集中の日本とは違いますね。ベルンは1983年に世界遺産にも登録されています。古きよき中世の面影を残す街並みは現代都市としての機能も持ち合わせているようです。アーレ川でU字型に切取られた旧市街は、要塞としての機能も有るようです。遠くに大聖堂が見えます。 |
|
|
|
当日13日は、ユーロカップの「オランダVSフランス」が予定されていて、昼到着時には、市内はオランダのオレンジカラーで染められ大騒ぎの状況でした。フランスカラーのブルーは殆ど目にしませんでしたね。 |
|
|
街の中心地にある時計台。
13世紀の城門跡地に造られたようです。 |
|
大聖堂前の広場でくつろいでいる若い女性に声を掛けて写真を一枚。表情豊かで良いですね。でもチョットハニカミの表情も。ベルンはドイツ語、話は殆ど通じませんでした。残念! |
|
「ベルナー・オーバーランド」は、アルプスの中央に位置して「アイガー」「メンヒ」「ユングフラウ」の三山を望む地域です。宿泊は「グリンデルワルト」。観光時期には早いらしく観光客もまばらでした。 画像をクリックし拡大してご覧ください。 |
駅後方にアイガーを望む |
「グリンデルワルト駅」はBOB線とWAB線の始発駅。ホテルから歩いて1分。
左の写真は、インターラーケンと結ぶBOB線の電車です。右は「クライネ・シャイデック」と結ぶWAB線です。登山電車らしくラックピニオン式のレールが印象的です。急勾配を登りながらも、乗り心地は申し分有りませんでした。進行方向右側の方が眺望はチョット良いかと。 |
アルビンレン駅付近 |
|
13日夕刻到着後、散策へ。「グリンデルワルト駅」に「クライネ・シャイデック行き」の電車が停車してました。前方の時計は、21時10分を指しています。まだ明るいんです。 |
|
|
|
|
|
「クライネ・シャイデック駅」 |
アイガー山裾を登る |
車窓に広がる放牧の牛達 |
「グリンデルワルト駅」 |
「クライネ・シャイデック駅」のJB線ホーム |
|
|
「クライネ・シャイデック駅」から、JB線を利用して「ユングフラウヨッホ」へ向かいます。スイスは、自転車愛好者が多い所のようですが、この場所までマウンテンバイクで登ってくるんですね。 |
|
展望台で標高3454m |
展望台より外へ |
「ユングフラウヨッホ駅」に到着すると、軽いめまいがしました。高山病なのでしょう。カメラも高山病?なのか、メディアの画像が欠落して展望台の写真がありません。コンデジで撮影した自分のさえない写真です。右は、ハイキングも終了して駅で電車を待つご婦人達です。標高、1616m |
アルピンレン駅1616m |
|
「グリンデルワルト」で宿泊したホテルです。窓を開けると「アイガー」「シュレックホルン」「ウエッターホルン」が目の前に現れます。 |
|
|
右端が宿泊したホテル |
|
部屋より |
スポーツ用品店 |
|
観光立国としての環境対策がいろいろな所で感じられます。街中には自動販売機が有りません。画面中央の緑の箱は、犬の糞を始末する袋を取り出し、捨てる物です。 |
|
道路標識はアルプスならでわの地域と内容です。自転車用の標識も興味深いです。ホテル前の道路で撮影しました。 |
|
カタログに必ず搭乗する「氷河特急」です。サンモリッツからツェルマットまでが全長ですが、ツアーではアンデルマットから乗車してツェルマットまで約3時間でした。サンモリッツからアンデルマットまでがラントヴァッサー橋等があり良いようですが、それなりの車窓を楽しみました。画像をクリックし拡大してご覧ください。 |
|
山肌の急勾配を下りてくる「氷河特急」です。この列車の5両目に乗車です。2等車でも席はゆったりとしていて天井もパノラマ仕様になっていました。でも日が射すと車内で日傘が必要かも? |
|
|
|
|
|
|
アンデルマット駅 |
アンデルマット市街 |
川沿いのモニュメント |
昼食のレストラン |
|
「ツェルマット」は、標高1600m、標高4000m級の山々に囲まれた美しい村でした。マッターホルンを見る事が出来る街ですが、残念ながら滞在期間中はマッターホルンを見る事は出来ませんでした。。氷河特急の終着駅です。 画像をクリックし拡大してご覧ください。 |
ツェルマットの朝5時半頃 |
朝5時起きで、マッターホルンの朝焼けを見に出掛けましたが、見る事は出来ませんでした。振り返ってカメラを向け、早朝のホテル街を撮影しました。 |
|
|
「エーデルワイス」です。山では見られませんでしたが、駅からホテルへ向かう途中のパン屋さんの花壇に鉢植えされてました。 |
|
スイスといいますかヨーロッパでは自転車を愛用している人が多いようです。何処のお宅でも玄関先には、マウンテンバイクが置いてあります。電気自動車しか許されていないツェルマットでは尚更でしょうか。 |
|
至るところ花に飾られています。ホテルの周辺でもこのように咲き誇り、ログハウスと相まって絵になります。 |
|
|
|
協会の前の広場(ドルフ広場?)にモーマットのモニュメントがありました。水飲み場のようになっていて、小鳥が頻繁に飛来していました。 |
|
どちらの家でも窓辺を花で飾っていますが、絵になります。理由は、虫除けとか。 |
|
パン屋さんのディスプレーです。何を意味するのか判りませんが、気になってカメラを向けて一枚。 |
|
「ツェルマット」はガソリン車の通行が禁止されています。乗物は、馬車、電気自動車、電気タクシー、電気バスです。道幅の関係でしょうか5〜6人の乗物でしたね。 |
|
|
車内はガラガラでした |
|
ゴルナーグラード駅 |
「ツェルマット」から「ゴルナーグラート」を結ぶ「ゴルナーグラート鉄道」。3090mまで登ります。進行方向右側の車窓がお勧めということで、席取りに身構えていたのですが、その必要は有りませんでした。ガラガラです。 |
|
「ゴルナーグラード展望台」です。周囲の山々は殆ど見る事が出来ず、氷河を見る程度でした。 |
|
氷河近くにテントが何張りか見えました。寒いだろうに。
山男の気持ちの理解不足でしょうかね。 |
|
スイスといえば、「セントバーナード犬」ですが、撮影用に駆出されています。「疲れちゃってやってられないね」とグッタリ。
展望台ロビーにて |
|
展望台にあるガイド板。「晴れていれば、この方向にマッターホルンが見えるんだ」と思いを馳せて。チョットむなしい。 |
|
「ローザンヌ・ジュネーブ」に行く前に、モンブラン観光がありましたが、全く視界が悪く写真になりませんでした。ローザンヌは、レマン湖のほとりの高級リーゾート地、スケールが違いますね。世界の有名人が別荘を構えるのが理解できます。画像をクリックし拡大してご覧ください。 |
対岸はフランスのエヴィアン、ミネラルウォーターで有名 |
|
|
ローザンヌ近郊のラヴォー地区のブドー畑を散策しました。スイスワインは、自国で殆ど飲んでしまうらしく輸出はしていないようですが、この地区は全国の33%を生産しているとか。 |
|
|
|
ぶどう畑散策の起点は、駅。思わず駅舎を1枚。駅前の大きな木(種類判らず)が印象的でした。 |
|
|
ワイン農家には、変わった袖看板やショーケースがありました。又、風見鶏も良いですね。 |
|
|
|
|
ぶどうの花摘みをしている少年を見かけました。金網越しに一枚。はにかんだ表情が印象的でした。英語は通じなかったようです。この地区はフランス語が主とか。 |
ぶどう畑は石垣で段々になっていて、屋根は、茶色又は石で覆われていました。 |
|
|
|
|
|
ローザンヌの「オリンピック博物館」です。赤色は、2008年開催の北京の飾り付けです。赤色は、この地には向いていませんね。 |
|
|
「クライネ・シャイデック駅」からのハイキング途中で見かけた高山植物です。三脚を構えてマクロレンズで撮りたかったのですが、団体行動ではそれも侭なりませんでした。残念!ガイドさんが草花一つ一つの名前を教えてくれたのですが忘れてしまいました。画像をクリックし拡大してご覧ください。 |
|
|
オキナグサ |
エンチアン |
|
トロリウス・エウロハエウス |
|
|
|
旅先で袖看板(突き出し看板)を撮り続けています。その国、地域によってデザインは様々です。日本ではデザインチックな袖看板は殆ど見かけません。北海道小樽くらいでしょうか。画像をクリックし拡大してご覧ください。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
旅先での食事は楽しみの一つです。ツアーの場合は選択肢が有りませんので、多くを望む事は難しいですが、旅行会社も地域色を考慮したプランはしているようです。画像をクリックし拡大してご覧ください。 |
|
|
|
|
スイス国際航空のエコノミーの食事2種類 |
ANAプレミアムエコノミーの食事2種類(右;軽食) |
|
|
機内食も楽しみの一つです。長距離飛行で日系以外の航空会社は久しぶりですが、やはりANAに軍配が上がりますね。スイス国際航空も日本人CAなのですが、接遇が違いますね。 |
|
スイス国際航空の軽食 |
ルフトハンザ航空の軽食 |
|
デザートはこれが定番? |
|
|
|
|
一日目のホテルの朝食(野菜が無いですが及第点) |
ジュネーブ空港での軽食 |
テーブルクロス(ユーロ08の対戦表) |
|
|
|
|
昼食(ベルン) |
夕食(ツェルマット) |
昼食(アンデルマット) |
夕食(ツェルマット) |
|
|
|
|
夕食(ツェルマット) |
昼食(和食)シャモニー |
夕食(グリンデルワルト) |
後書;スイスかカナダか迷ってスイスにしました。時期的に早かったようです。期待していた三大名峰は全て顔を見せてくれませんでした。パッケージツアーは前回のイタリアに続いて2回目です。今回も何組かの方と知合う事が出来ました。行動の自由度が少ない事はありますが、いろいろな方と知合えるのはツアーの良いところです。出来る事ならガイドブックで紹介しているような、快晴の半そで姿のハイキングが出来る季節に再訪したいですね。スイスは観光立国ですが、景観・環境を大事にしていますね。景観を損ねる立て看板・幟端は見かけませんでした。ツェルマットに至っては、市内ではガソリン車の使用禁止までしています。我が那須町も観光立町なのですが、戦国時代のように幟端が林立しています。見習いたいものです。帰りは、ツアーの皆さんと離れて、ジュネーブからフランクフルトを経由して帰国しました。フランクフルトはクリスマスマルクトの時に何回か訪れているのですが、夏の光景を見たくて乗り継ぎ時間5時間を利用してダウンタウンまで出掛けました。マイセンの絵皿を見て思わず散財してしまいました。そして、SSBの鉄道模型もゲットです。ま〜60点確保で満足のスイス旅行でした。 |