想い出紀行
鳴子・銀山温泉
 鳴子温泉には、高校生以来の訪問です。当時は、同級生4名と東北一周の旅に出掛け、”こけし”に魅せられての立ち寄りでした。旅館がユースホステルを兼業していて、芸子さんとトランプに興じた淡い想い出があります。今は、温泉街を通っていたメイン通りも旧道化して、すっかり様変わりしていました。紅葉の最中で錦秋の世界を堪能してきました。帰り道は、最近特に有名になった”銀山温泉”を経由してきました。外人の女将さんが居ることでも話題性があります。那須高原の自宅から往復600kmのドライブでした。
 2007年10月31日〜11月1日
紅葉の鳴子峡(見晴台より望む)
行程 1日目;那須IC -(東北道)→古川IC-(347号線・中羽前街道)→鬼首温泉(地獄谷・間欠泉)・日本こけし館・鳴子温泉 泊(湯の宿 吟の庄)
2日目;鳴子温泉→鳴子峡-(347号線・母袋街道)→銀山温泉→山形北IC(山形道)→村田Jct→(東北道)→白川IC→(68号線)→自宅

 工人、佐藤實さんの実演。即売もしてくれます。
 ”日本こけし館”内では、展示品、販売品、工人の実演、実演販売等楽しむ事が出来ます。特別展示品として、故高松宮殿下、菅原文太氏寄贈品も展示されています。今回は、大枚をはたいて”須貝國男さん”のだるまを購入しました。玄関に鎮座しています。  
 こけし館敷地内の”欅”
 工人 早坂利成さん
”鬼首(おにこうべ)温泉、地獄谷。行止りの駐車場に車を置き、川に沿って歩くと至る所から温泉が湧き出ています。当然、温泉が流れ込む川は、温かいです。どこでも”露天風呂”可能ですね。湧き出る温泉付近には、温泉卵を作るカゴが用意されていたりしてのどかです。
   ”鬼首かんけつ泉”

鳴子温泉からは、車でも20分近く荒雄湖に沿って走ります。道幅が狭く大型車とのする違いは緊張です。地獄谷方面とは別に”かんけつ泉”を目指して走る事100m。見学料400円が必要です。10分おきに吹き上げていました。
 


 ”あ・ら・伊達な道の駅
面白いネーミングです。古川ICを降りて昼食の場所として見つけました。347号線には食事をする所が無いんですね。

 メニューも面白ネーミングです。
これは”う米麺”です。”うまいめん”と読むんですね。”麺は、ご当地名産の岩出山米。牛出しスープで、自分で辛味調整をしながら食べます。800円でした。


  鳴子峡・見晴台から景色いろいろ(鳴子峡遊歩道は通行止めで降りられませんでした)
 銀山温泉は、山間にひっそりと軒を連ねていました。一軒ごとの宿泊能力は多くないようです。”大正ロマン”がキャッチコピーですが、灯りが灯る夕刻、白銀にたたずむ情景、絵になりそうです。悲観的な事を云いますと、地域内にモダンな民家が有ったりして、街並み保存に課題が有りそうでした。 ”白銀の滝” 銀山温泉街上り詰めた所に滝が有りました。
番外編
 鳴子温泉の宿泊は、”湯の宿吟の庄”でした。50日前にインターネットで直接予約が取れず、探して旅行会社から予約が取れました。”ねまりこの宿(ますや)”の別邸?のような気が致しました。フロントもこじんまりとしていて、館内も清潔で居心地満点でした。食事は、個室で部屋係りの女性が木間細やかにもてなして頂きましたが、贅を尽くした宿自慢の食事を堪能致しました。温泉が自慢という事もあり、硫黄泉(露天風呂)・アルカリ泉(大浴場)を楽しむ事が出来ます。宿全体が、”おもてなしをする”という方針なのでしょう。右の写真は、朝6時に、部屋の前に置いてあった、「朝刊、梅干、お茶のセット」でした。ホテルを利用する機会が多く、旅館の接客に馴染みが薄いですが、気分を良くしました。オンシーズン(10月中旬〜11月中旬)は、安いとはいえませんが、「又訪れてみよう」というのが、」妻との感想でした。
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